■姿勢で変わるウォーキングの効果!■
~歩行の質を上げる3つのポイントを学ぶ~
散歩とは異なり、ウォーキングには目的があります。
体力づくり、骨密度の向上、ダイエット、心肺機能の強化、全身の老化防止など、目的は人それぞれですが、ウォーキングの質を向上させることで、目標達成がより容易になります。
同じ時間、同じ距離、同じ歩幅で歩くのであれば、ぜひ姿勢に注意してみてください。わずかに歩き方に気を付けるだけで、ウォーキングの質は驚くほど向上します。
ポイントは3つです。
■まず、まっすぐな姿勢を維持すること。横から見て、耳・肩・腰が一直線になっているように立ってみましょう。まっすぐ立てたら、頭の上から引っ張られているようなイメージでさらに伸びを感じてみます。これがウォーキングの基本姿勢です。前傾になったり、腰が後ろに突き出たりしないように、常にまっすぐな姿勢を意識して歩きましょう。
■2つ目のポイントは腕の振り方です。できるだけ大きく振ることが大切です。振り方にはいくつかのパターンがありますが、前後にバランスよく振るのが一般的です。身体の前に腕を出さずに、常に後ろに振っていくと上腕筋を鍛えることができます。さらに腕を鍛えたい場合は、小さめのダンベルを持って歩くのもおすすめです。ただし、ダンベルを使いすぎると肩や肘に負担がかかるため、軽めのダンベルから始めてください。
■3つ目のポイントは足のつき方です。必ずかかとから地面に足を付けましょう。身体への負荷が軽減され、膝やかかとを痛めずに済むので、かかとから足を付ける歩き方に慣れていきましょう。
ウォーキングの質を上げる3つのポイント:
• まっすぐな姿勢を保つ
• 腕は大きく振る
• 足はかかとから付ける
上記の3つを意識して歩くだけで、ウォーキングの質は驚くほど向上します。まっすぐな姿勢を保つのは自分では確認しにくいので、通りのショーウィンドウなどに映る自分の姿をチェックしてみましょう。
これら3つのポイントを無意識にできるようになったら、ストレッチウォーキングや呼吸法など、次のステップに進むことができます。ちょっとしたコツで毎日のウォーキングがさらに楽しくなりますね。継続して意識して歩くことで、ウォーキングの効果を最大限に引き出すことができるでしょう。
健康的なウォーキングライフをお楽しみください。