日本最南端のJR駅(JR西大山駅)がある指宿へは、羽田→鹿児島を飛行機で飛び、鹿児島→指宿はレンタカーで移動。
いつもはもっぱら都内で活動する働く女子3名も久々の長距離移動に興奮気味。
コロナ禍で海外にも行っていない今、飛行機もレンタカーも見慣れない景色も聞き慣れない方言もすべてが新鮮で刺激的。
第三回女子会ウォーキングは、東京から1400キロに位置する指宿。
老舗旅館「秀水園」に到着すると満面の笑みでのお出迎えに心があたたまる。
老舗旅館 秀水園に到着して一休み
秀水園のお部屋の様子
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指宿と言えば「砂風呂」。近くの砂風呂センター(砂蒸し会館 砂楽)に赴く。
砂の中に身体をうずめ顔だして静かにする事20分。全身から汗が噴き出すのを感じる。究極のデトックスタイム。
日頃の汚れ穢れがすべて身体の外に出ていく感じ。素晴らしい解放感。
指宿温泉の砂風呂!!砂風呂センター(砂蒸し会館 砂楽)
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その後は熱い温泉に入り、すでに極楽浄土。
旅館に戻り、お風呂、お食事と温泉の定番の過ごし方で夜も更ける。
秀水園のお夕食
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翌朝、いよいよ女子会ウォーキングのため早起き。
5時では空は真っ黒。旅館のスタッフさんが、心配そうに見送ってくれる。
暗い中、海沿いのウッドデッキの道になんとかたどり着きウォーキング開始。
寒さを予想してホッカイロを装着してきて、なんとか寒さをしのぐけれど、少し歩くうちにすぐに汗ばんでくる。
しばらく暗闇の中を歩いていると、ふと海の方をみるとかすかに水平線の色が変わってきている。
日の出が始まるのだ。一日の始まりの時間になるのだ。
その間の空と海の美しさといったら言葉にできないくらい。
少しずつ、一歩ずつ、一息ずつ、海と空の色が変わっていく。
少しずつ、一歩ずつ、一息ずつ、海と空の色が明るくなっていく。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、朝が訪れる。
ウォーキングのリズムと色の変化がシンクロしているみたい。
空気は澄んでいて、空は高く、海は静かに光りだしている。
印象派の絵画の中にいるみたいな不思議な気持ち。
こんなウォーキングは東京では経験できない。
はるばる1400キロの指宿に来た甲斐がある。
10分が過ぎ、20分が過ぎ、空と海が明るくなった。
空と海がはっきり見えるくらい明るくなって、夜が朝になった。
あの水平線に向かって願い事を叫んだら絶対に叶いそうな気がしてくる。
素晴らしい朝。
指宿の早朝ウォーキング!
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指宿の女子会ウォーキング。それぞれが大自然の朝から受け取る事が違う。
海を撮る女子。空を撮る女子。自分を撮る女子。自分達を撮る女子。
気が付いたら、完全なる朝になっていた。
そろそろ宿に戻ろう。1-hourウォーキングでお腹が空いた。
今日の朝食はいつも以上においしいだろうな。
指宿の女子会ウォーキングで、今年一年のパワーをもらえたような気がする。
砂風呂ができる砂浜の熱気のある海岸から、そんなパワーをもらえたような気がする。
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